2016.04.28 Thursday

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    2016.04.28 Thursday

    Barbour custom repair vol.2!

    0
      久しぶりのブログ更新です。

      今回もバブアのリペアです。
      最近バブアのリペアの問い合わせが多いのでお客様に許可を
      いただいてアップさせていただいています。
      バブアって何?って方は以下↓を御参照ください
      http://www.japan.barbour.com/
      イギリスの王族や貴族が乗馬するときのアウターとして作られたのが最初で雨の多いイギリスの気候に合うように
      生地が防水の為オイルド加工されています。
      近頃では流行っていて有名セレクトショップ等でもみかけますね。
      ちなみにオイルドクロスは普通のお直し屋は嫌がる生地です。

      うれしい事に今回のお客様はこのブログを見てわざわざ名古屋から御依頼いただきました。

      袖の脇に当たる部分が小さな破れがたくさんありました。



      30年以上長く愛用されておりこれからも着たいという事で気合をいれて修理します。

      オイルドクロスはタタキだと縫い跡が目立つので上から革を張る事を提案したところ気に入っていただけました。



      早速袖部分を解体してみました。



      バブアが普通のお直し屋では嫌がられる理由がここにもあります。

      普通ジャケット等は表地と裏地は別々に縫って後で裾や袖口で縫い合わせるのですが
      バブアはなんと一緒に縫っています。なので一本のステッチをほどくと表地と一緒に裏地もほどけてしまいます。
      まあ、知ってたらどうということはないのですが知らなかったら元に戻す事も難しいです。

      破れの部分は前回同様、穴が広がらないようにタタキをしてその上から革をはります。

      最初はこげ茶色の革を考えていたのですがカーキっぽい何とも言えないいい感じの色の革を見つけてしまったので
      お客様に連絡したところこの革の提案を快諾していただきました。


      この画像だとキャメルっぽくなってますがw

      細長い三角形の様な形に革をはりました。

      後はほどいた工程を逆戻して縫っていきます。
      縫って行きますと簡単に書きましたがこれが結構大変です。

      で完成品がこちら









      お客様にも大変満足していただけたようです。
      着るほどにレザーの味が深みを増していくと思います。

      price:¥11,000
      Calendar
           12
      3456789
      10111213141516
      17181920212223
      24252627282930
      << April 2016 >>
      PR
      Selected Entries
      Categories
      Archives
      Links
      Profile
      Search this site.
      Others
      Mobile
      qrcode
      Powered by
      30days Album
      無料ブログ作成サービス JUGEM